幕開け 月下の悪行───月は雲に隠れても見過ごすわけには参らぬ |
Stage1 男の名は権平金蔵…商いの傍ら悪事に勤しむ根っからの悪徳商人である。男の名は力丸…主君の意を受け外道を葬る影の者である。影は闇夜に融けて音もなく忍び寄り、塵一つ落とさずに去っていった。 表ステージへGo! 裏ステージへGo! |
幕間 突如豹変した易者に後れをとる影達───奪われた菊姫を取り戻せ |
Stage2 領地の民と己の娘を天秤に掛けるのは愚の骨頂であろう。惜しまず悩まず最善を尽くすべきなのだ。影を信じて己が成すべきを果たせ。民を脅かす賊どもを殲滅せよ。 表ステージへGo! 裏ステージへGo! |
幕間 罪なき領民を毒牙にかけしは隣国の多頭───決して許すまじ |
Stage3 郷田松之信の逆鱗に触れた隣国の領主、多頭物成は今宵限りの命を慈しむかのように夜空に大輪の花を咲かせた。戦場に不似合いな色とりどりの打ち上げ花火に、闇は薄れて士気も上がらず。然れど影は淡々と本陣へと忍び寄っていた。 表ステージへGo! 裏ステージへGo! |
幕間 謎の女忍者の言に傾ける耳など持たぬ───多頭を討ち取り早々に城に帰還するよう命が下る |
Stage4 主命を受けて帰路を急ぐ影の前に嘗ての味方が立ち塞がる。何故を問わずとも退かねば斬り捨てるだけのこと。躊躇えば斬り捨てられるだけのこと。 表ステージへGo! 裏ステージへGo! |
幕間 疑念は更なる疑惑を生む───裏切り者は誰なのか、一度綻びた信用は簡単には戻らず |
Stage5 姫を攫って逃亡する彩女を追う力丸。疑念は胸の内に仕舞い込み、今は二人を捕らえるよう専心する。折からの雨、激しく叩く水音が影の気配も消してくれるに違いない。 表ステージへGo! 裏ステージへGo! |
幕間 油断したでは済まされぬ───命に代えても菊姫を救い出せ |
stage6 おめおめと目の前で菊姫を奪われた。だからと言って自分を蔑む暇などありゃしない。待ってな菊、必ず助けてみせる。誓いを胸に彩女は疾風の如く駆けていった。 表ステージへGo! 裏ステージへGo! |
幕間 助けた娘は菊ではなかった───もう一つの拠点の情報を得た影はひたすら走る |
stage7 件の廃村は良からぬ輩の根城と化していた。邪魔をするなら覚悟してもらおう。今の彩女に菊姫の奪還以外の些事に構う余裕はない。 表ステージへGo! 裏ステージへGo! |
幕間 悪党の言葉には耳を貸さない主義なんでね───菊の居場所さえ知れたなら雑魚に用はない |
stage8 白髪の忍───?戯言を言いやがって。…だが権平の屋敷には不穏な空気が漂っている…。菊姫は何処に隠されているのだろうか。 表ステージへGo! 裏ステージへGo! |
幕間 大切な姫は無事に取り戻した───あの力丸は偽者だったのか、それとも… |
stage9 力丸が裏切った真偽は兎も角、菊姫を脅かすのならば許すわけにはいかない。早く安全な場所に菊を連れて行かなければ。…誰だよ彼奴は、退け‼️ 表ステージへGo! 裏ステージへGo! |
幕間 本物の菊は何処に───焦りと不安に呑まれかけた影の前にもう一つの影が姿を現す… 奴等の企みはここで終わらせる |
stage10 まるで雪のようだ───。燃えて散る粉雪のように火の粉がひらひらと降り注いでいる。終わらせる、すべてを…そうして影は独り轟轟と火の手をあげる郷田城へと踏み込む。 表ステージへGo! 裏ステージへGo! |
終幕 伝説の忍との忌まわしい因縁を断つ───だが血飛沫に塗れた影達に悲劇は容赦なく襲い掛かる… |
なんでや、なんで菊を退場させたん?彩女が可哀想やろ💢
どうして続編が出ないのよ…最悪やん!!私が可哀想やろー😇