死者を追うと戻れなくなる

二度と会える筈がない人にまた会えたなら…。身近な人の死に触れた事があれば誰もが希う切実な願いなのではないでしょうか。もしも再会が叶ったなら一緒に行きたいと思ってしまう事は誰にも咎めることは出来ませんよね。もちろん思うだけならの話ですが…。深紅は怜の説得に聞く耳を持たなかったのではなくて、怜の聲自体が聞こえなかったんじゃないのかな(。ŏ﹏ŏ)タブンネ
十一ノ刻

吊り牢の仕掛けを動かすことに成功した深紅ですが、牢の中の女性が動く気配はありません…。出入り口だと思われる上階へ向かうと、そこには誰の姿も見えず女性が自分の想いを綴った日記と古い鏡が残されているだけでした


怨霊と化す以前の[刺青の巫女]は他者の愛惜や悲痛である[柊]を全身に刻まれ、生きながら久遠の眠りにつくのが役目でした。巫女は[砌の鏡]に自分自身の想いを込めて、それを砕くことで現世への未練を断ちきり…って未練の方から会いにキタ━(゚∀゚)━!もう不可抗力だろこんなのッ💢すでに夢現な刺青の巫女にどうしろっちゅうねん!セキュリティ仕事せんかい‼️


ポッと出の青年乙月要に戸惑いつつ流し読みした資料によると…彼は推しの鏡華さんの息子で少女巫女雨音ちゃんの兄で当主の夜舟さんの孫であるらしい…。よっしゃ!概ね理解した!!何よりも肝心なのは彼が刺青の巫女である久世零華と慕いあう関係だったという事実なのです。なんとも奇遇だなぁ~


[久世家当主]を倒して[刻宮]の更に奥にある大きくて深い穴を下りていく深紅。たどり着いた地底で待ち受けていたのは、仲間であった雨音を杭で打ち付けた[鎮女]の少女達でした。射影機の能力で容赦なく撃退して扉の先に進むと、零華のもとへ向かう要の後ろ姿が見えました。兄妹という同じ境遇ゆえに雨音と同調してしまった深紅は、兄への想いを募らせながら後を追いかけます


目を覚ました怜が深紅の部屋へ行くと、全身に刺青が浮かび上がった彼女の姿がありました。生き延びることを諦めかけた深紅に寄り添って励ます怜は、誤魔化しきれない自分の心の痛みに眉を顰めて心の中で優雨に問いかけます。自分は生きていても良いのだろうかと…。(良いに決まってるわ!)苦悩する怜に対して感謝を述べた深紅でしたが悪夢からは逃れられず、[縄の巫女]を倒した後に姿を現した兄を追って戻れない道へと駆けて行くのでした


ついに目覚めなくなった深紅と、失意に沈む怜。そんな中で黒澤邸へと訪れた天倉螢は決して挫けることなく、独自の調査で判明した【巫女を特別な杭で穿つ】ことで呪いに終止符を打とうと意気込むのでした。螢は(霊能的に)弱くても最後まで前向きなので好感度は高いキャラクターです。二周目に救いがあって本当に良かった。一周目はしゃーない

猫耳と狐耳(クリア後に入手)を2人につけなきゃ(使命感)
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