一目だけで済むわきゃない

この【零~刺青の聲~】というゲームが幽霊を題材にしている以上、死者と生者の間には確固とした境界線が引かれてあります。死は決して覆らず、生きる者達との別離を免れることは叶いません。───もしも自分が死に逝く時が来たら、残していく人に対してどんな気持ちを抱くだろうか───優雨のように思い止まらせる事が出来るのだろうか。一緒に連れていきたいと願ってしまうのではないだろうか…と、死に逝く方の気持ちを熟考するようになってきたのは歳を重ねた証拠なのでしょうかねぇ(´-ι_-`) 若い頃は怜ちゃんの切望を理解しつつも後追いは絶対にダメでしょッ!て断言できたのに~
今でも断言できるさ!生きてて良いの、生きてて良いんだよ怜ちゃん!!
十三ノ刻

天倉螢が遺した仮説【刺青の巫女を常夜海へ渡す】を実証するために[刻宮]の深奥へと進むことを決意した黒澤怜。まずは御簾の仕掛けを解くべく屋敷内に散らばった[砌ノ鏡]の欠片を五つ集めましょう。怨霊となる前の[刺青の巫女]である久世(旧姓・雪代)零華が自身の胸の内を述べ続けて怜を導いてくれます。綺麗な零華ちゃんありがとね~♡


鏡の欠片を揃えて[刻宮]へと向かう怜を誘うように扉の先へと消える[刺青の巫女]。彼女を追って宮の中へ入ると、待ち受けていたのは[久世家当主]でした。しつこい婆様ですね~( ・̆⤙・̆ )なんだかんだ撮影ポイントを稼いで順調に性能アップさせていた射影機の能力でサクッと倒し…ババァ!貴様ッ!!

けしからん攻撃をしてくる婆様をケチョンケチョンに叩きのめしてから[砌ノ鏡]を台座にセットすると、閉じていた御簾が自動で巻き上がりました。[祓いの灯火]が風前の灯火になってきたので急いで先へ進む怜。鏡をパリンと割ってる零華ちゃんを撮り損ねたけど気にすんな!走れ走れ~




二度と会えないと思っていた乙月要と再会した直後に、久世家当主の手により彼の死をまざまざと見せつけられた零華。婆様のせいで取り返しのつかない事態になってしまうのでした…。これも孫娘のせいなのか?否、ここはやはり婆様が責任を負わないとね…



激闘の末に[刺青の巫女]を倒した怜は、彼女の瞼を閉じて願いを叶えてあげます。もう何も見たくないという痛切な望みを…。そして[棘獄]の奥にある広大な海原へと、小舟に寝かせた二人を送り出すのでした。最後の刺青の巫女とその想い人を弔い終えた怜は、眩い光に向かって海面を歩いて渡る大勢の人影の中に優雨の姿を見つけます。必死に追いかける怜の『行かないで』と叫ぶ聲は優雨の耳に届いて、彼に追いついた怜は溢れ出す思いの丈をぶつけました。『あなたが一緒だったから私は生きて来れた』のだと…。ともすれば一緒に行きたいと思いつめる怜に、優雨は静かに語りかけました。『君が死ぬと僕は本当に消えてしまう。君が生きれば僕も生き続けることができる…だから生きて欲しい』と―――…

人が本当に死ぬのは誰からも忘れ去られた瞬間だと漫画か小説で誰かが言っていました。そして故人を覚えていてあげることが供養になるのだとも…。悪夢は優雨とともに去り、怜の体に刻まれていた刺青も綺麗さっぱり消えました。そして昏睡していた雛咲深紅も無事に意識を取り戻します。霊能的な差があるのか彼女はギリギリセーフ判定だったようですが、残念ながら天倉螢と姪の天倉澪はダメだったようですね。さすがに肉体が煤になっちゃあ仕方がないか〜。とりあえず一周目のクリア記念に天野月(月子)さんが歌う最高の主題歌【聲】をフルで聴きましょう〜(●´Д`●)ウットリ
\つっこさん最高や〜!/
よっしゃあ!“ミッション攻略”と“霊リスト埋め”も頑張るぞ!!
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